前へ
次へ

隣の家の木に関するいろいろな問題

家が塀を隔てて建てられることはよくあります。
塀の近くに木が植えられていると、その木が塀を超えて隣の家に何らかの影響を及ぼす可能性もあるでしょう。
よくある問題として伸びてきた枝を木の所有者でない隣の家の人が切れるかですが、法律上は切ることはできないとされています。
枝の他の問題として根っこがあります。
根がどんどん伸びて塀の下をくぐって隣の家まで到達したらどうなるかですが、こちらは根の部分は切っても問題ないとされています。
根が伸びてきたときはまさか隣の木から伸びてきたとは考えないかもしれませんが、そのまま伸ばしていると建物に影響するかもしれないので切った方がいいでしょう。
さらにある問題は木からの落下物です。
葉っぱが付いてそれが隣の家に落ちたり、実が隣の家に落ちる時があります。
枝自体が木の所有者のものなので、そこから落下しても所有権は変わりません。
葉っぱも実も隣の家のものになります。
実は勝手に食べない方がいいのはわかりますが、葉っぱの掃除はどうすればいいか迷うかもしれません。

Page Top